クワイン-マクラスキ法を用いた論理圧縮プログラム「QML」

 カルノー図に代表される論理圧縮法には、他に計算機向けの「クワイン-マクラスキ法」*1が挙げられます。今日、レポートを書くのに「QML」と呼ばれるクワイン-マクラスキ法を用いた論理圧縮プログラムを発見したので、紹介します。

ポイント

  • 実行ファイルは qml.exe、ドキュメントは qml.doc です。
  • MS-DOS ベースのプログラムですので、当然インターフェースは CUI です。一部の方は使いにくさを感じると思います。

実行例

IC 74LS47 の動作テストをしたときのものです。

入力

@ D  C  B  A  , 9 10 11 12 13 14 15
  0  0  0  0  , 0000010
  0  0  0  1  , 1100111
  0  0  1  0  , 0010001
  0  0  1  1  , 1000001
  0  1  0  0  , 1100100
  0  1  0  1  , 1001000
  0  1  1  0  , 0001100
  0  1  1  1  , 1100011
  1  0  0  0  , 0000000
  1  0  0  1  , 1100000
  1  0  1  0  , 0011101
  1  0  1  1  , 1001101
  1  1  0  0  , 1110100
  1  1  0  1  , 1011000
  1  1  1  0  , 0011100
  1  1  1  1  , 1111111

出力

;[Normal  mode]
D C B A 
;;;;;;;; 9 ;;;;;;;;
---1
-10-
;;;;;;;; 10 ;;;;;;;;
-001
-100
-111
;;;;;;;; 11 ;;;;;;;;
-010
11--
;;;;;;;; 12 ;;;;;;;;
-101
-110
1-1-
;;;;;;;; 13 ;;;;;;;;
0001
-1-0
1-1-
;;;;;;;; 14 ;;;;;;;;
000-
-111
;;;;;;;; 15 ;;;;;;;;
00-1
-01-
--11