結果発表

中高生を対象にしたWeb教材開発コンテスト、『ThinkQuest@JAPAN 2004』。昨日、このコンテストが、厳かに終焉を迎えた。
私がこのコンテストに参加していることは、既知の事実であろう。昨日は最終審査の日であった(実際は、ファイナリスト審査と呼ぶらしい)。そして結果は、堂々たる「最優秀賞」。発表直後は、私のおたけびが会場を満たした。
丁度よい時期だから、私の持論を述べてしまおう。時は私が小学生の頃、自分は宿題もせずにコンピュータに没頭する、いわゆる「パソコン少年」であった。友達や先生、親でさえ、私の狂気を必死で止めようとしていた。「そんなにパソコンばかりしていると、絶対に将来損するよ。」そう、言い聞かされながら、自分は育ったのである。
さて、今の自分は損をしているだろうか?当時の友達よ。先生よ。そして親よ。実は当時から、今の自分は予測済みであった。
私の根本的な性格は、幼い頃からちっとも変わっていない。過去から未来へ、私は常にその持論をバトン渡ししている。それは、「趣味を最優先に行動しろ」というものだ。人間、大人になっていくにつれて、せねばならないことが増えてくる。だが、そのために自分の趣味を削っていたのでは、毎日はちっとも楽しくない。私はそんな設計された機械のような生活を、望んではいないのである。
今回の受賞は、そうして生きてきた私の成果が、ついに表に認められた結果であるといえよう。正直、実はとても嬉しい。