自分がうまいと感じる字にはどのような特徴があるのだろうかと、以前から気になっていたのであるが、どうやら今日、その疑問に決着がついたようである。
それはレポートを書き連ねている途中の出来事であった。後半、だんだん面倒になってきたので走り書きを開始した際、自分の筆跡が妙に巧みに見えていることに気づいた。よく観察してみると、横の線が多少右上に傾いているのが原因だと判明した。驚いて何度も研究してみたところ、π/9[rad]*1 あたりの傾きが最適であるとの結論が。他にもいろいろな考察を行い、私は次の特徴を満たしている字は大体うまいことを見出したのである。

  • 横の線が右上に π/9[rad] 傾いている。
  • 「日」「目」などの閉じた部位が細い。
  • 「生」「由」などの漢字の上の棒が長い。
  • 以上の特徴を満たしていながら、縦横比は一定。即ち細すぎない。

尚、この方法で字を書くとある程度崩した字も汚く見えないので、速度効率が格段に上昇した。

*1:簡単に言えば 20°のこと